名古屋暴力団員殴殺逃亡事件

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名古屋暴力団員殴殺逃亡事件

場所

日本・愛知県名古屋市中区栄町1[新聞 1](現:名古屋市中区栄町11-704番地) 栄町[新聞 1]

座標 北緯31度3分15.355秒 東経131度23分41.071秒
標的 波富士会系暴力団 保田組 構成員
(事件当時 35歳)
日付 2015年(平成27年)3月18日
23時ごろ(死亡推定時刻)[新聞 2] (UTC+9)
概要 名古屋市栄の繁華街で暴力団員と一般市民が喧嘩。口論の末、ビール瓶で殴打された暴力団員が死亡。犯人とみられる男はそのまま逃走。繁華街での犯行のため発生当初は早い解決が見込まれたが、[新聞 3]。愛知県警の発表によると、当時近隣で発生していた小火の影響で、目撃者の多くはその野次馬で情報には曖昧な点が多く、初期捜査ではのべ300人を投入したが事件解決には至っていない[新聞 4]
攻撃手段 ビール瓶での殴打による殺害[新聞 3]
攻撃側人数 不明(おそらく単独犯)
武器 凶器はビール瓶・粉砕、破損発見[書籍 1](遺体の首には複数の深い刺し傷)[新聞 1]
死亡者 1人(男性)
負傷者 1人(男性)
犯人 不明
動機 不明
対処 愛知県警が捜査するも未解決。平成32年より捜査体制縮小[新聞 5]
刑事訴訟 被疑者検挙に至らぬまま
管轄 愛知県警察(県警捜査一課・中警察署[新聞 1][新聞 5]

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名古屋暴力団員殴殺逃亡事件(なごやぼうりょくだんいんおうさつとうぼうじけん)は、2015年(平成27年)3月18日深夜に愛知県名古屋市中区栄町(現:名古屋市中区栄町)未解決殺人事件[新聞 1][新聞 6]
目撃者と証拠品の多さから注目され[書籍 2]、地元紙『中京新聞』(中京新聞社)が「史上稀に見る奇怪な事件」と表現した本事件は愛知県警察が約1万人の捜査員を投入して懸命の捜査を行ったが、有力な手がかりは得られず未だ被疑者逮捕には至っていない。事件発生から丸3年となった2018年平成30年)3月18日に捜査体制が縮小となった事にも批判の声が上がり話題となった[新聞 5][新聞 7]

事件発生

事件現場:愛知県名古屋市中区栄423-1110(現:名古屋市中区栄四二丁目三一一一番地)雑居ビル脇の路地[新聞 1]
事件発生現場は8階建ての雑居ビル脇の駐車場へ続き路地で(事件3年前の2012年完成)で[新聞 1]近名線栄田駅から北東約500メートルに位置する[新聞 6]商業ビル・ショッピング街に位置しており、周囲には金曜日だったこともあり人通りは少なくなかった場所だった[新聞 1][書籍 2]。しかし事件当時、現場近くで小火があり、多くの人が野次馬となって逆方向へと流れて行っており、人々の記憶を曖昧にしてしまった原因になったと考えられる[新聞 6]
事件現場路地には集合ごみ収集所があり、唯一の有力な目撃者となったバーテンダー(当時24歳)の証言によると、暴力団員風の男性3人とサラリーマン風の中年の男性1名が声を荒げてもめていた光景を遠目に目撃している[書籍 3]
男性はこの状態を不審に感じつつもそのまま通り過ぎた。
男性は慌てて店を出て1階の住民から電話を借り[書籍 3]、19時43分に名古屋市消防局消防指令センターへ「救急車をすぐ回してほしい」と119番通報した[新聞 1]

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